「解体業って、きついですか?」
聞かれたら、正直に答えます。きついです。
でも同時に、続ける理由がはっきりある仕事でもあります。
解体業に関わる営業職として、現場とお客様の間に立ちながら見てきた立場から、メリットとデメリットを両方書いておきます。
結論:解体業はきつい。でも積み上がる仕事
解体業は、体力的にも精神的にも楽な仕事ではありません。
ただ、経験がそのまま判断力になり、積み上がりが実感できる仕事です。
向き・不向きが分かれるからこそ、良い面もきつい面もまとめます。
解体業の「きつい」と感じるところ(デメリット)
① 体力的に楽ではない
解体工事は現場が主役です。
手作業が多い現場、狭い現場、暑さ寒さなど、体に負荷がかかる条件は少なくありません。
営業職でも現場に関わる以上、段取りや立ち会い、調整で動き回る日もあります。
体のケアをサボると長く続きません。
② 常に気を張っている
解体は、
- 事故
- 近隣への影響(粉じん・騒音・振動)
- 工期の遅れ
どれも、ひとつの判断ミスで起こり得ます。
「何も起きないのが一番の結果」という仕事なので、精神的に消耗する日もあります。
③ 評価されにくい
解体は終わると跡形もなくなります。
うまくやって当たり前。トラブルがあれば目立つ。
派手さはありません。ここを割り切れないと、きつく感じやすいと思います。
それでも解体業を続けている理由(メリット)
① 経験がそのまま力になる
解体はマニュアル通りでは通用しません。
- 現場ごとの条件
- 周囲の環境
- 工期や段取り
経験した分だけ、判断が早くなり、対応も正確になります。
積み重ねが、そのまま武器になる仕事です。
② 仕事の結果が「きれい」に終わる
解体工事は、終われば何も残りません。
- 事故がなかった
- トラブルがなかった
- 次の工程に問題なく渡せた
この「何も起きなかった」という結果に、静かな達成感があります。
③ 自分の仕事に納得できる
解体は、建物の役目を終わらせて、次へつなぐ仕事です。
作る人のために、次の工程のために、現場を整える。
派手ではないけれど、役割がはっきりしていて、納得感があります。
解体業に向いている人・向いていない人
向いている人
- 目立たなくてもいい
- コツコツ積み上げるのが苦じゃない
- 判断する仕事が好き
- 現場で考えるのが得意
向いていない人
- 楽な仕事を求めている
- 常に評価されたい
- ルーティンだけをこなしたい
解体業に関わろうとしている人へ
もし、これから解体業に関わろうとしているなら、
「きついかどうか」だけで判断しないでほしいです。
- 何をきついと感じるか
- 何にやりがいを感じるか
そこが合えば、長く続けられる仕事だと思います。
まとめ
解体業は、体力的にも精神的にも楽な仕事ではありません。
でも、判断と経験が積み上がる仕事です。
このブログでは、良いことも、きついことも、現場に関わる立場で感じたまま書いていきます。